【お客様コラム】ミライドゥ特集④ ~魅了された海中世界・豊かな海~

ご旅行時期:2024年6月 ミライドゥ 8泊 / ご参加形態:夫婦 .

ミライドゥは、モルディブの中でも、魚影の濃いハウスリーフ(リゾート周辺に生息する珊瑚)として知られています。わざわざボートでスノーケリングポイントに行かなくても、水上ヴィラやビーチから数メートル泳げば、沢山の魚の群れや海洋生物に遭遇できる豊かな海に恵まれ、それを魅力の一つとしてミライドゥを選ばれる方も多くいらっしゃいます。

今回のコラムは、先日ミライドゥにご滞在された M.T様 が、様々なアクティビティを通して、ミライドゥのハウスリーフ・モルディブの海をご堪能されましたので、美しい水中写真と共にその魅力をお届けします。

ビーチヴィラ前のハウスリーフで、朝のスノーケリング

水上ヴィラに居たときは、海を眺めながらも荒れていることが多く、入るのを躊躇した私たちですが、ビーチヴィラから眺める海は穏やかでとっても美しく、つい海へと誘われます。

(編集・注)季節によって、水上ヴィラ側とビーチヴィラ側の波の高さは異なります。ミライドゥは、水上ヴィラ(外洋側)とビーチヴィラ前のどちらにもハウスリーフがありますので、その日の波や潮の状況に合わせて、スノーケリングをお楽しみください。

早朝という時間がよかったのか、この日が一番透明度も良くドロップオフでの魚群に感動のシュノーケルが楽しめました。すごい群れでした。

シマハギの群れ

 

ドロップオフのブルーの世界が開けたとたんに、魚群が広がっていたのには驚き、思わず声を出してしまう程でした。あの渦の中に身をゆだねたい気分に駆られましたが、しばしその姿に見入っていました。さらに深い位置にはヒメフエダイの群れが。

渦を描くようなヒメフエダイの群れ

優雅に舞い散るムレハタタテダイの群れに囲まれて

噂には聞いていましたが、魚影が濃く、ハウスリーフも入るたびに亀やエイやサメにも会えるし・・ミライドゥのハウスリーフは想像以上に凄いです。

ミライドゥのハウスリーフで、「Nemo Reef Tour」

ダイビングセンターが主催している「Nemo Reef Tour(ミライドゥのハウスリーフでニモを見つけるツアー)」に参加しました。
14:00からスタートということで、予約していたこのツアーに参加するべく、Ocean Stories(ダイビングセンター)へ向かいました。
この時の参加者は、私たちの以外にはロシアからの家族3名のみで、なんともミニマムのツアーです。
Ocean Storiesからビーチへ抜ける小道があって、あっという間にビーチへ。ビーチレジデンス301前からエントリーし、目の前のパッセージからドロップオフへ。透明度は悪いですが、ガイドの案内は心強いです。
そして、見事に何カ所かニモを発見しては、指をさして教えてくれます。そして魚の群れもいっぱい。小さなニモなので普通なら見逃してしまうところでしたが、ガイドのおかげで、その姿を見ることができました。

写真に収めた親ニモの上にいるベイビーニモの姿わかりますか?この姿に気づけた時は本当に感動しました。

ガイドが時折、下にもぐって、魚群を刺激して群れを広げてくれたりもしました。おかげで魚群に身を埋めることも出来たのかもしれません。そんなシュノーケルを続けていましたが、あれ!!あれはもしや・・・
少し深めの岩の中に頭を突っ込んでなにやら獲物と格闘中!?慌てて、ガイドにも「亀がいます」と知らせました。そのうち海面の騒々しさに気が付いたのか、亀が浮上してきました。ガイドが主人のカメラをこちらへと指示があったので、カメラを手渡すと、ガイドはあっという間に潜り、浮上していく亀を捉えてシャッターを切ってくれたようです。亀の動きも優雅で表情も捉えており、しかも私たちも一緒に取り込んでくれていました。


帰り際にガイドと話していると、自分は水中カメラが得意で、今日のような水中では明るい設定にしないとうまく撮れないので、カメラの設定を変えて撮りましたとのこと。おかげで、最高の記念ショットになりました。
「朝のスノーケリング(一つ目の項目)」で私たちが撮った亀の写真と見比べると、その色味の違いが良くわかります。

ドルフィンクルーズ

滞在7日目、特典の一つであった「ドルフィンクルーズ」、3度目のトライにしてようやく実現できました。というのも、1度目は私の体調不全、2度目は海況不全で断念せざるを得なかったからです。
夕刻16:30にジェッティに向かいました。この時のクルーズは私たちを含めて計8名。
1時間以上探しながらスタッフはいくつかのポイントをめぐってくれますが、なかなか見つからず。波が少し高い中、諦めないでクルージングしていると、キャプテンが「ドルフィン!」と指さした先にその姿をとらえました。そのうち私たちのボートや他のリゾートのドーニの周りを踊るように泳いでくれました。

そして、そのタイミングで、クルーがシャンパンを!いつの間にか、太陽もオレンジ色に染まっています。

素敵なサンセットも拝めて、大満足のドルフィンクルーズになりました。
ミライドゥに戻ってくるとバトラーが桟橋で待っていてくれ、すでにドルフィンにも会えた情報は共有出来ていたようで「おめでとう、ドルフィンに会えましたね!」と出迎えてくれました。そのきめ細やかな対応にも心が温まります。


お部屋へ戻ると、心地よい風に吹かれ、気持ちが良かったのでお部屋前のビーチへ出てみました。
夕暮れ時のビーチヴィラは、部屋とプールのライトが灯りとても幻想的です。

足元のビーチも鏡のように美しく、波の打ち寄せる音を聞きながら、裸足で波打ち際の砂を踏みしめて、「なんて素敵、贅沢な思いに感謝だわ~」と思う時間でした。

(文・写真/M.T様、 編集/H.K、Y.A)

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