「フェスティブシーズン」とは?・・・クリスマスから年末年始にかけての時期をそう呼びます。
12月半ばから、モルディブのリゾートではクリスマスデコレーションが行われ、美しい島の風景がより一層華やかな装いに変わります。日本では体験できない南国クリスマスの雰囲気を感じに、是非、フェスティブシーズンのモルディブに訪れてみてはいかがでしょうか。
今回、いくつかのリゾートに協力いただき、2020年フェスティブシーズンの写真を送っていただきました。
第1弾は、ターコイズブルーの海と豊かな自然に囲まれたナチュラル・ラグジュアリーリゾート『シックスセンシズ・ラーム』です。
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クリスマスを象徴する赤色のパレオと帽子を身にまとったスタッフたち、その姿は同じくクリスマスカラーである緑と白によく映えます。日本では緑=クリスマスツリー、白=雪を連想させますが、ここモルディブでは椰子の木と砂浜がその役割を担っています。
またクリスマスツリーは、周りの自然を生かした椰子の実で作られ、モルディブならではの演出、このフォトジェニック・ツリーの横で写真を撮りたいという衝動に駆られるのは、私たちだけでしょうか。。。
特にシックスセンシズ・ラームは、自然素材を使用したインテリアがコンセプトなので、デコレーションも自然のものをうまく取り入れています。
施設の入り口には、木の枝で作られたクリスマスツリーとトナカイのオブジェ。バーカウンターなどにも、ナチュラルテイストが光るクリスマスオブジェが飾られています。素朴でありながらも洗練されたデザインと自然美とがうまく合わさったラームらしさが、しっかりと表現されています。
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この時期の『キッズクラブ』も、子供たちの笑顔が弾けそうな胸躍る空間になっています。
あらゆるところでサンタがお出迎え、子供たちの背丈にあったクリスマスツリーが散りばめられています。
フェスティブシーズン中、リゾートでは「クリスマスイブ」と「大晦日」にガラディナー(特別ディナー)が開催されます。
《2020年12月24日 クリスマス・イブ》
特別イベントは、サンセットタイムの時間から始まります。
シックスセンシズ・ラーム自慢の広いビーチには、赤・白・緑のライトとデイベッドが設置され、スタッフたちはサンタ帽をかぶってお出迎え。ゲストたちもお洒落着に身を包み、より一層華やかなムードが広がります。イベント中、ボドゥベル(太鼓)を叩きながら、サンタが登場するという楽しい演出も。
サンタ帽をかぶったスタッフが作るカクテルもクリスマスカラー、全てがクリスマスに包まれます。
カクテル片手に、ボドゥベルダンスに身を揺らすもよし、砂でできたソファに座って夕暮れ時の空を眺めるもよし、思い思いの時間が楽しめます。
陽が水平線に近づくにつれて、空だけでなくメインプールも黄金色に包まれ、カクテルパーティーが盛り上がりを見せます。
陽が沈み、トワイライトの世界へと変化していくと、ビーチに散りばめられた赤・黄・緑のライトが幻想的に輝き始める、いつもの美しいサンセットの風景にクリスマス色が加わり、モルディブならではのクリスマス・イブの風景が楽しめます。
カクテルパーティーが終わると、オープンキッチンにチキンやデコレーション菓子などのクリスマス料理が並べられ、ガラディナーは最高潮を迎えます。
《2020年12月25日 クリスマス》
クリスマス当日には、リゾートにサンタがやってきて、子供たちにプレゼントを渡す場面も。
日本では、真夏にサンタという設定はありませんが、サンタの赤い衣装が真っ青な海に映えるのも、モルディブマジックです。大人も子供も、きっと忘れられないクリスマスになることでしょう。
《2020年12月31日 大晦日》
クリスマスが終わった後もフェスティブシーズンは続き、大晦日にニューイヤーズパーティーが開催されます。
クリスマス・イブの時とは雰囲気が異なり、木々には宝石を散りばめられたようなライトが飾られ、光のアーチがガラディナー会場へといざないます。ビーチには内側から優しい光で灯された椰子の実ツリーが、幻想的に佇んでいます。クリスマスデコレーションは、フェスティブシーズンが終わるまで飾られています。
《2021年1月1日 元旦》
そして、2021年1月1日、スタッフたちの温かい笑顔と植物で作られたHAPPY NEW YEARの文字と共に、シックスセンシズ・ラームでは、明るい未来を願い、新しい年を迎えたようです。
ナチュラルテイストをふんだんに取り入れ、センス良い空間美の演出に長けている『シックスセンシズ・ラーム』では、大人も子供も笑顔になれるクリスマス&年越しが味わえます。
是非一度、フェスティブシーズンでしか味わえないモルディブを体験してみてはいかがでしょうか。