【社員YA・旅コラム②】ジョイ・アイランドの魅力 ~リーズナブルを超えた質の高さ~

2024年9月に行ったモルディブ研修を通し、社員YAの目線で感じた『ジョイ・アイランド』の魅力について、書き綴りました。
リゾートの詳細(お部屋・レストラン・その他の施設など)につきましては、「続・モルディブオタクの独り言」Blogにて随時ご案内してまいりますので、楽しみにお待ちください。

JOYマインド ”スタッフの温かさ、居心地の良さ”

HK社長は2日前からモルディブ入り、私たち2名はスリランカ航空にて夜モルディブに到着しました。
・UL455便 成田-コロンボ  11:35発 / 17:25着
・UL103便 コロンボ-マーレ 18:55発 / 19:50着
『ジョイ・アイランド』は北マーレ環礁に位置し、スピードボートにて夜間移動が可能なので、私たちはマーレ到着後そのまま約50分かけてリゾートへ移動しました。リゾートに到着したのは22時過ぎ、ジョイ・アイランドはマーレより1時間早いリゾートタイムを採用している為、正確には23時過ぎの到着でした。

最近は、マーレに昼頃到着して明るいうちにリゾートへ移動するか、マーレに夜到着して空港近くのホテルに1泊し翌朝リゾートへ移動することが増えていたので、暗闇に浮かび上がる桟橋に到着するのは久々の体験。夜到着するのに1泊分の宿泊代を支払うのは勿体ないと思う気持ちもありますが、「幻想的な夜のリゾートを眺めながらの到着」「翌日の朝食からリゾートを満喫」という特別感が味わえるのは、リゾート夜着でしか味わえない魅力です。

夜の幻想的なメインジェティ(桟橋)

等間隔に灯りがともる桟橋では、白い旗と太鼓(ボドゥベル)を持ったスタッフ達が音楽を奏でながら満面の笑みで出迎えてくれました。雨は止んでいたものの風は依然強く、時間も遅いので、モルディブらしいお出迎えなど予想もしていなかったのですが、この温かい歓迎には仕事モードの私たちですら胸が温まるひと時でした。

レセプションのソファに座ると、ウェルカムドリンク(スパークリングワインまたはモクテル)が運ばれてきて、マネージャーや他スタッフの方々と挨拶を交わします。先乗りしていたHK社長とも合流し、しばしスタッフの方々との談笑&打ち合わせ、時間は23時半になろうとしていてもスタッフ皆の笑顔やゲストファーストな対応は変わることがなく、きっとお客様にもこんな風に温かく対応してくれるんだろうなと思える居心地の良さでした。
そして、私たちのジョイ・アイランド出発時間は明日の15時、睡眠時間を除くと実質9時間程の滞在でしたが、チェックしたいポイントは沢山あり、時間的に厳しい視察スケジュールをお願いしても「NO」という答えは一度もなく、限られた時間の中でリゾートの魅力をできる限り味わって欲しいという思いが随所に感じられ、リゾートに到着して15分程で、ジョイ・アイランドの温かさ・居心地の良さに引き込まれてしまいました。

カラフルさに心が躍る – 全てが期待以上の朝食

ジョイ・アイランドはオールインクルーシブリゾートで、宿泊代に朝・昼・夜3回のお食事とお飲物代が含まれています。リゾート内にレストランは3箇所ありますが、基本プランで利用できるレストランは、メインレストラン「The Market」での朝・昼・夕食と、ビーチ沿いのレストラン「Palm Beach」での ”パエリア&サングリア” の昼食(滞在中1回)です。それ以外は、別料金がかかります。
ジョイ・アイランドは、早期予約特典(宿泊代20~30%割引)を利用すれば比較的リーズナブルに宿泊できるリゾートなので、視察前は標準的な食事レベルだと想像していました。ですが、翌朝「The Market」で食べた1回の朝食で、私の印象はガラッと変わりました。

メインレストラン「The Market」、カラフルなグラスが並ぶ朝食風景

客室数は全151室とモルディブの中では比較的部屋数の多いリゾートなので、「The Market」の敷地はかなり広く、テーブル数も沢山あります。とは言え、各テーブルの間隔は程よくあけられており、座席数が多いことで食事のピーク時でも混み合っている感じがしないので、喧騒感は一切ありません。なにより、半野外のような解放感で周囲を緑に囲まれ、テーブルに並べられたカラフルなグラスやランチョンマットも色彩豊かなので、レストランに一歩足を踏み入れ途端、リゾート気分が一気に高まりました。
そして、私の驚きはレストランの雰囲気だけに留まらず、ビュッフェラインの種類の豊富さ、美しいディスプレイ、クオリティの高さにも続いていきました。

ビュッフェのカラフルで美しいディスプレイ

朝のサラダコーナーには数種類の野菜が並び、お昼になると、サラダコーナーに加え、様々な野菜とフルーツや牛肉・鶏肉とを混ぜ合わせてマリネした数種類のお料理が並びます。モルディブ・リゾートのビュッフェで、これほど野菜類のラインナップが充実しているところはそれ程多くはありません。

その他にも、色とりどりのカットフルーツが宝石を散りばめたように氷の中で冷やされていたり、町のベーカリーのようなディスプレイで10種類程のパンが並べられていたり、目の前で調理してくれるライブキッチンでは様々な卵料理を提供していたり、敷地中央にあるキッチンカーではソーセージやベーコンを焼いていたりと、ジョイ・アイランドのビュッフェラインは、「The Market」の名の通り、お洒落な市場の中を歩いているかのようでした。

そして、一番印象的だったのが、 ”The Room of Sin(罪の部屋)” という名のガラス張りの小部屋です。お部屋の中は温度管理がされており、金のプレートの上に数種類のクロワッサン、マフィン、フルーツデニッシュ、パウンドケーキ、クッキーなどが美しくディスプレイされています。また、数種類のクリームやナッツなどを自由にトッピングができるドーナッツコーナーまで設けられており、素敵なタイルに彩られたお洒落なドルチェルームの中では誰もが童心に帰ってしまうほど、美しく魅惑的なスイーツが並べられています。

こんな素敵なビュッフェから料理を持ち寄った私たちのテーブルは、より一層鮮やかさを増し、思わず皆で撮影会をしたくなる朝食風景が出来上がりました。どの食材も新鮮で、モッツァレラチーズやヨーグルトは自家製というこだわりぶり、ドルチェルームのペストリーも甘すぎず本格的な美味しさです。
ジョイ・アイランドの朝食は、間違いなく華やかなリゾートライフの始まりに相応しい至福の時間です。

色鮮やかな朝食風景

JOYのお洒落さはイタリア由来

ジョイ・アイランドは、The Cocoon Collectionというホテルブランドが手掛けており、モルディブにはこの他に「ユー&ミー・バイ・コクーン」「コクーン・モルディブ」という2つのリゾートを保有しています。ホテルブランドのオーナーはイタリア人で、各リゾートでそれぞれの個性が出せるよう、島内の施設やお部屋のインテリアには特に力を入れられています。実際ジョイ・アイランドのお部屋は、全てコンテンポラリーデザインのイタリア製家具で統一されており、水上タイプのお部屋はベルベット素材のベッド&ソファを使用、ビーチタイプのお部屋はレザー素材のベッド&ソファが使用されています。モルディブのリゾートでは、木製の家具を使用しているところが多いので、ジョイ・アイランドは現代風のセンスを取り入れたモデルルームのようなお洒落さを感じました。

ラグーンスイートの室内

ビーチスイートの室内

また、島内にもイタリアらしいセンスの良さを感じる箇所がいくつもあります。
水上ヴィラの桟橋の付け根にはヤシの木が群生する広場があり、ヤシの木の間にはタープが張られ、その下にはテーブルが並べられた「Palm Beach」という名のレストランがあります。その横にはパラソルがずらっと並べられたビーチエリア「Umbrella Beach」があり、ヤシの木にはベニスのサンマルコ広場で見かけるようなランプが取り付けられ、モルディブなのにどこか地中海リゾートをも感じさせる雰囲気があります。

その「Palm Beach」では、”パエリア&サングリアの昼食(滞在中1回)” がオールインクルーシブプランに含まれており、ムール貝と魚介の風味が香るパエリアと、赤ワイン&フルーツが絶妙にマッチしたサングリアをお召し上がりいただけます。

「Palm Beach」レストランで食べられるパエリア&サングリア

また、別料金はかかりますが、「Il Basilico」というピッツェリアレストランには、JOY ISLANDと刻まれた石窯があり、赤と白のチェック柄のテーブルクロスがイタリアの郷土料理レストラン”トラットリア” を連想させる愛らしいインテリアが特徴です。ピザ1枚:18~20ドルと比較的良心的なお値段ですので、少しイタリアの雰囲気を感じながら本格的な石窯ピザを味わうというのも、ジョイ・アイランド流の過ごし方です。

そして最後に、どこかエレガントさを感じる「Rainbow」バー。バーカウンターにはスチール製のカウンターチェアが並び、アーチ状の棚にはお酒のボトルがずらっと並べられ、天井からはシャンデリアのようなライトが吊るされており、どこかヨーロッパのお洒落なバーを感じさせる洗練さがあります。隣りには広いプールがあるので、日中プールで過ごした後の一息に、夕暮れ時は真正面に夕日を眺めながらサンセットカクテルを、時にはダンスミュージックと共にナイトライフを楽しむなど、様々なシチュエーションでバーの雰囲気をお楽しみ下さい。

洗練された雰囲気の「Rainbow」バー

モルディブの美しい景色と現代風コンテンポラリーデザインとが融合し合うセンスの良い空間で、少しイタリアの雰囲気も感じながら、カジュアルに時にスタイリッシュにモルディブでの休日を楽しむ、それがジョイ・アイランドの提供するリゾート・ライフです。

JOY流・海の楽しみ方

ジョイ・アイランドの海の魅力として、まず第1に挙げるのが「長いビーチとそれに沿って広がるターコイズブルーのラグーン」です。ビーチは、メインジェティ(桟橋)のある西側と、その反対の東側にあり、どちらのビーチも椰子の木が茂るフォトジェニックな景色が広がっているので、どのビーチヴィラに滞在しても美しいビーチが堪能できます。特に東側のビーチは、外洋からの波除けとして少し離れたところに防波堤が造られており、一年中波の穏やかなラグーンが広がっているので、小さなお子様でも安心して海遊びをお楽しみいただけます。

島の東側の美しいビーチ

もちろん、水上ヴィラからもターコイズブルーの美しい海が見渡せますが、水上ヴィラの桟橋手前にあるUMBRELLA BEACHには沢山のパラソル&ビーチチェアが設置されているので、是非ここで寛ぎながら、ジョイ自慢のビーチも味わってみて下さい。

そして、ジョイ・アイランドのもう一つの海の魅力は、東側の水上ヴィラ前に生息する「”キャベッジコーラル” と呼ばれるキャベツ型のハウスリーフ」です。
一般的にハウスリーフの良い島とは、ビーチまたはヴィラから数メートルの所に、急に深くなるドロップオフがあり、その周辺にハウスリーフと呼ばれる珊瑚が生息する島を意味することが多いですが、ジョイ・アイランドのキャベッジコーラルは比較的浅い場所に群生しています。私たちが泳いだ時は干潮の時間帯だったので、珊瑚に触れないよう泳ぐのに少し苦労しました。

キャベッジコーラルの群生

珊瑚の群生地帯に辿り着くと、大きな花が咲き誇っているかのような光景が広がり、その間を縫うように魚達が泳いでいきます。その珊瑚のボリュームの多さ、生き生きとした姿を目の当たりにした時、これが水上ヴィラから数十メートルの浅瀬で見られるものだとは信じがたく、しばらく圧倒されてしまいました。ジョイ・アイランドに滞在したならば、是非見ていただきたい神秘の海中世界です。
ビーチヴィラにご滞在の場合は、水上ヴィラの桟橋の付け根にあるビーチまたは水上ヴィラの桟橋の途中に設置された海へと降りられる階段から、この珊瑚の群生に辿り着けますので、是非波の穏やかな日に挑戦してみて下さい。

大輪の花が咲いているかのような珊瑚の姿は圧巻

まだまだモルディブの海を満喫したいという方には、ウォータースポーツセンター主催のアクティビティ&エクスカーションのラインナップも豊富です。
《エクスカーション例》
* IN TO THE BLUE(最少催行人員4名):スノーケリングエクスカーション(所要1時間/お一人様 US32)
* DESERTED ISLAND EXPERIENCE:無人島トリップ(所要2時間/お一人様 US100、所要4時間/お一人様 US175)
* SAND BANK(最少催行人員2名):サンドバンクトリップ(所要3時間/お一人様 US150)
※上記料金は2024年12月時点のもので、予告なく変更になることがあります。

上記以外にも、ドルフィンクルーズやフィッシング、サンセットクルーズ、バラエティ豊かなウォータースポーツ、マンタ狙いのダイビングなど、定番のものから個性的なものまで、様々な海のアクティビティを提供しているので、幾通りもの海の楽しみ方が可能です。

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▼ジョイ・アイランドの研修旅行レポートでは、リゾートの感想・印象を項目別にまとめておりますので、合わせてご覧ください。

▼ジョイ・アイランドの視察Vlogでは、お部屋・レストラン・その他施設をご覧いただけます。

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