【スリランカ旅日記⑪】4日目・ヴィレッジツアーへ

スリランカへ行かれたMas様から、素敵な旅日記をお寄せいただきました。
今回は、ヴィレッジツアーと、クッキングクラスでのランチの様子です。

【旅の行程】
1日目:午前成田発→夕方コロンボ着→キャンディへ <キャンディ泊>
2日目:キャンディ→ヌワラエリヤへ <ヌワラエリヤ泊>
3日目:ヌワラエリヤ→ダンブッラへ <ダンブッラ泊>
4日目:ヴィレッジツアー→ミンネリヤ国立公園 <ダンブッラ泊>
5日目:シギリヤロック→ベルワラへ <ベルワラ泊>
6~11日目:アーユルヴェーダ・プログラム <ベルワラ泊>
12日目:ベルワラ→コロンボ→夜の便で成田へ <機内泊>
13日目:朝成田着

ご旅行時期:2024年6月(13日間)/ スリランカ航空利用 / ご参加形態:一人旅

<4日目>
朝  ホテルにて朝食
午前 「ヴィレッジツアー」&「クッキングクラス(昼食)」
午後 専用車にて移動、ミンネリヤ国立公園にて「ジープサファリ」
夜  ホテルにて夕食
《ヘリタンス・カンダラマ泊》
*食事=朝:〇 / 昼:〇 / 夕:〇

◎ヴィレッジツアー 11:00出発

ホテル出発直後、スジットさんから再度「象の監視小屋」の説明を受け、野生象の存在と怖さを知った。
ジャングルの濃い緑の中で牛車に全員で乗り込む。

牛車に乗って

牛車の後ろに乗りこみワイルドな体験に気分も高揚。牛が歩くたびに牛車が左右に大きく揺れて、牛と主に申し訳ないがあまり乗り心地が良いものではない。あわてて酔い止めを飲んだが、結局、牛車から降ろしてもらい後ろから歩いてついてく事に。ドライバーのタランガさんは私のアシストとして一緒に歩いてくれた。ここでもお嬢様扱いなのか、シニア扱いなのか…気分は前者だけど事実は後者だよなぁ。

道沿いにアップルウッドの木を見つける。ここでも謎の名前だね~と話題になったが結論は出ない。途中で白い制服を着たかわいい子供たちとすれ違ったが、満面の笑顔と澄んだ瞳で見つめられ見惚れてしまった。私も子供の時はこうだったのだろうか?

散歩好きの私には、牛車よりも徒歩の方がはるかに快適だったが、牛車の体験には十分満足。また、この体験を出来た事に満足している。

◎カタマランボート

牛車を降りて、民族衣装?というのかサロンという腰布を着たご老人(にしか見えない)の後を5分ほど歩いてついていくと湖に出た。そこでカヌーを2個くっつけた感じの舟に4人で乗り込む。

私たちが乗るカタマランボート

 

ご老人とタランガさんが船を漕ぐ。タランガさんはここでもドライバー。湖をゆったりと進む。

暑いけど水とそよ風でとても気持ち良いし、乗り心地も良き。視界が開けたかと思うとジャングルに入ったり、湖の中の木も幻想的で景色が変化して楽しい。「イモトのイッテQ」を体験しているみたい~♪ 蓮もあちこちにある。15分ほど湖水遊覧を楽しんだ。

乗り心地も良く気持ち良い~

舟が岸に到着すると、ご老人はおもむろに茎のついた蓮の花を手に取り、5センチ位ずつ茎を折り込み、最後に両端を持って引っ張ると…あーら不思議、長さが2倍くらいになって蓮のネックレスが出来た♪ 首にかけてもらってご満悦。おじい様ありがとう&私よりも年下だったらごめんね。

◎クッキングクラス

小川に架かる橋幅50センチ位の太めの枝をつないで作った不安定な橋を渡って民家に到着。まるでディズニーランドにあるアドベンチャーランドと同じ! 思わず、ディズニーランドに来たみたい♪…と言ったらスジットさんが大笑い。

アドベンチャーランドのよう!?

この家に住んでいると思われる女性から「これからオクラカレーを作るので、一緒にやりましょう」と案内され、材料を準備。椅子とナイフが一緒になった台に座り手際よくオクラを切り、その他の材料もあっという間に準備。そこにスパイス3種とライムやリーフも用意してクレイポット(鍋)に入れた。

次にココナッツを削りココナッツミルクを作る。ココナッツ削りは、削り器を股に挟むようにして座り、削り器の先端にココナッツの内側を押し付けて上下左右に動かす。リズミカルで簡単そうに見えたが体験すると力の入れ具合がわからず苦戦。最後はスジットさんが本業と思えるほどの速さで削り、完了。

削ったココナッツに水を入れて絞ると白いココナッツミルクになる。これを3回繰り返してできたココナッツミルクを具材と一緒に煮る。民家のキッチンは当然ガスではなく、伝統的な仕様のまま。薪を燃やしてグツグツ。煙が目に染みる。煙たいよ~。

次は精米。モミ取り体験。精米後は石臼ですりつぶす作業も体験。

いよいよ実食♪
ダイニングに用意された複数のカレーとごはんと付け合せのサンボル。フルーツも並んでいる。
オクラカレーも美味しそう♪ 籐細工のカゴに蓮の葉を載せた食事用の器。そこに好きなものを選んでのせて「指」で食べるのがSri Lanka流。ダルカレーもオクラカレーも全部美味しかった~!

実食!美味しかった~


スジットさんがオーナーの女性に「ナンギー(おねーさん)」と呼ぶと喜ぶと言われ、声をかけると親しみのあるやさしい笑顔で答えてくれた。

笑顔がステキなオーナーさん


ランチ後は再び舟に乗って移動、最後はスリーウィラー。牛車じゃなくて良かった(笑)

カレーを指で食べるトライをしたが、どうしてもできなかった…なぜだろう?
帰国後、一緒に行った旅友ミキちゃんは指で食べていたので聞いてみると「日本でもちょっとしたものを指でなめる事あるでしょ?」と言われ、なるほど~!その感覚で食べると良かったのか!と気づく。その場で質問していたらトライできたかもしれない。

カレーを上手に指で食べていたミキさん

 

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